
スポーツによるケガ
ケガの正しい認知が早期回復につながります

スポーツによるケガは、 競技中の事故が直接の原因となる「スポーツ外傷」と 身体の使いすぎによる「スポーツ障害」 の2種類に分けることができます。
そしてそれぞれに適した処置を行うことが重要です。
間違えた対処や放置は回復を遅らせるだけでなく、 悪化の原因となり思わぬ痛みの症状を併発させることもあります。
目次
contents
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お悩みの症状
trouble
お悩みの症状
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スポーツによって起こるケガは2パターン?
Features
スポーツによって起こるケガは2パターン?
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スポーツによって起こるケガといっても、「骨折」「捻挫」「打撲」などの一般的なケガ「スポーツ外傷」と繰り返しの負荷により生じるケガ「スポーツ障害」の2パターンに分けることができます。
この2つのケガは、まったく誘因が異なりアプローチ方法も変わってきます。
まずはそれぞれの特徴についてからお話していきたいと思います。

スポーツ外傷
スポーツ外傷とは、いわゆる一度の強い外力により生じるケガになり、代表的なものとしては次のものが挙げられます。
・骨折
・脱臼
・捻挫
・打撲
・肉離れ
これらのスポーツ外傷は 「転んだ」「ぶつけた」「捻った」などの明確な原因が必ずあります。
原因が明確なため、施術やリハビリなどの計画も行いやすいケガといえます。
※ほとんどの場合が時間の経過とともに緩和する傾向にあり保存的な施術を行うことが多いです。
※損傷の程度が重い場合は手術などのが必要な場合もあります。
スポーツ障害
外傷の原因が明確なスポーツ外傷と比べて、原因を明確に判断することが難しいものがスポーツ障害です。
繰り返しの動作や継続した動作をすることで、少しずつ痛みを感じたり、突然痛みを感じることがあります。
オーバーユース(overuse)
球技での投球動作や長距離走など、同じ作業の継続などによる使い過ぎのことを指します。
ミスユース(misuse)
患部に負荷のかかった状態で、一定の姿勢を保ちつつ、間違った使い方をしてしまうことです。
ディスユース(disuse)
しばらくの間、運動をしていない期間が続いた後に運動を再開した場合などに急な負荷がかかることです。
過度なトレーニングなどで身体を酷使してしまったり、前日までの疲労がきちんと回復されないままトレーニングを重ねてしまうことで発生することもあります。
スポーツ障害にならないための対策
自分に合ったトレーニングを行う
スポーツ障害にならないためには、まず自分の身体がどの程度のトレーニングに耐えられるのかを知ることが重要です。
特に、「成長期」である中高生は、骨や関節が成人と比べ構造的に弱いためスポーツ障害になりやすいと言われています。
また中高年になってから新しくスポーツを始めた方も、以前より体力や筋肉が低下しているためしっかりと段階を踏みトレーニングを行うことが大切です。
スポーツ特性を理解する
そのスポーツによって正しい鍛え方というものがあります。
トレーナーやコーチ・監督などと相談して正しいフォームや動きを身につけてトレーニングを行うことが重要です。
ウォーミングアップ・クールダウンを徹底する
スポーツに取り組む前には必ずウォーミングアップをして、筋肉の温度をあげて柔軟にしておくようにしましょう。
また、トレーニング後の整理体操を軽視せずしっかり行うことで、筋肉や靭帯に疲労が残らず、身体の負担を軽減することができスポーツ障害の予防に繋がります。
トレーニング後にはクールダウンを行うことで、身体の負担を軽減してケガを防ぐことができます。
代表的なスポーツ障害
kinds
代表的なスポーツ障害
kinds
スポーツ障害はさまざまな種類があり、そのスポーツの特性により負荷のかかる部位が異なるため、各スポーツにより生じやすい障害があります。
そのためそのスポーツの名前が通称となっている障害も多くあります。
今回は、何種類もあるスポーツ障害の中でも代表的な障害をご紹介します。

疲労骨折
繰り返し同じ場所に負荷が加わることで、徐々に骨に影響が出て次第に不全骨折(ひび)や完全骨折になってしまう状態です。
足の骨に発生することが多く、マラソンなどの走ることが多い競技やジャンプ動作が多いバスケやバレーなどの競技をしている方は注意が必要です。
野球肘
比較的有名なスポーツ障害で、野球の経験がある方は一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
過度な投球練習を繰り返したり間違ったフォームで練習をしていることで、肘の外側や内側などに痛みを感じます。
痛みを我慢し過度な練習を続けていると、症状が進行し手術が必要となるケースもあります。
アキレス腱炎
アキレス腱炎は、その名の通りふくらはぎからかかとにある丈夫な腱「アキレス腱」に炎症が生じている状態です。
主に走ることに多いマラソンランナーなどに多く発生し、ふくらはぎのストレッチ不足が影響していることが多いです。
オスグッド病
小中学生の成長期に多い病気です。
膝に痛みを感じ、ジャンプやダッシュなどの動作を繰り返すことで発生します。
スポーツによるケガの対処方法
Selfcare
スポーツによるケガの対処方法
Selfcare
ケガへの処置といえば、アイシングや安静を重視した「RICE処置」をご存知の方が多いかもしれません。
しかし、最近のスポーツ現場では「PEACE&LOVE処置」の考え方が浸透しつつあります。
具体的にどういった処置になるのか、詳細をこちらでご紹介していきます。

PEACE
Protection(保護)
受傷直後は、患部を保護して痛みがともなう動きや姿勢はできるだけ避けてください。
無理に動かすと骨の位置がずれてしまい、より状態を悪化させる可能性があります。
強い痛みや炎症が引くまでは、ギプスや包帯で固定しておくことが大切です。
Elevation(拳上)
患部を心臓よりも高い位置に挙げておきます。
重力を利用することで、血流の停滞を防止できます。
足を骨折した場合は、横になり台の上に足を乗せておきましょう。
Avoid anti-inflammatories(抗炎症薬を避ける)
炎症には、患部の血流を良くして、修復に必要な酸素や栄養を運ぶ役割があると言われています。
炎症を抑えると回復を遅らせる可能性があるため、抗炎症薬はできるだけ避けることが望ましいです。
Compression(圧迫)
包帯やバンテージなどを巻いて、患部を適度に圧迫します。
軽く締め付けることで、腫れの抑制を期待できます。
Education(教育)
医療機関や接骨院・整骨院などに頼りきるのではなく、自らもケアに取り組むことが重要です。
ケガの状態やリハビリ方法を積極的に学んで、適切な処置を継続しましょう。

LOVE
Load(負荷)
安静にしすぎると、筋力低下や血行不良を招いてしまいます。
専門家のアドバイスを受けながら、可能な範囲で身体を動かし、負荷をかけていきましょう。
Optimism(楽観思考)
ポジティブな思考はストレスを軽減し自律神経のバランスを整えることで、回復を促進すると考えられています。
悲観的にならず、できることに目を向けながらケガと向き合いましょう。
Vascularization(血流を増やす)
血流をうながし、患部の治癒力を高めていきましょう。
ウォーキングや水泳、ヨガなど負担の少ない有酸素運動から始めることがおすすめです
Exercise(運動)
できる範囲で、積極的に身体を動かしていきましょう。
筋力を向上させたり、身体の動き・バランス感覚を回復させたりすることで、競技や日常生活にスムーズに復帰しやすくなります。
施術法
treatment
施術法
treatment

パルモ整骨院の【スポーツによるケガ】アプローチ方法
当院ではケガの施術はもちろんですが、ケガを繰り返さないように根本的な原因から取り除き、再発防止にも力を入れています。
痛みの根本改善には患部だけを施術すればいいというわけではないと当院では考えています。
身体全体の状態を検査して根本原因を見極めアプローチをします。
著者
AUTHOR
著者
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氏名
満田 達大(みつだ たつひろ)
役職
院長
資格
2020年 柔道整復師免許取得
血液型
O型
趣味
バスケットボール、サイクリング
出身地
鹿児島県日置市
得意な施術
外傷、姿勢矯正、産後骨盤矯正、美容整体
座右の銘
全身全霊
施術家としての思い
患者さんが痛みや不調に悩まず、楽しい日々を送り全ての人が健康になれるような世界にしていきます!
施術へのこだわり
根本改善、痛みの原因追及、オーダーメイド施術
経歴
2020年 鹿児島第一医療リハビリ専門学校を卒業
2020年~2022年 阿佐ヶ谷中央整骨院で勤務
2022年 パルモ整骨院で勤務

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