
捻挫・腱炎・腱鞘炎
捻挫・腱炎・腱鞘炎の我慢は禁物です

スポーツや日常生活の中で、捻挫や腱炎・腱鞘炎になってしまった経験はありませんか?
特に腱炎・腱鞘炎は、生活習慣の変化により現代人に増加している症状です。
ここでは捻挫・腱炎・腱鞘炎になってしまう原因や症状への対処法をご紹介します。
目次
contents
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お悩みの症状
trouble
お悩みの症状
trouble
捻挫と腱炎・腱鞘炎の特徴は?
cause・symptom
捻挫と腱炎・腱鞘炎の特徴は?
cause・symptom
捻挫は、「一回の外力」により関節の骨同士をつなぐ靭帯が伸びたり切れたりすることで起こる外傷です。
一方で腱炎・腱鞘炎は、「繰り返しの動作」により骨と骨とつなぐ腱の動きを支えてる腱鞘が炎症を起こしてしまう症状です。
どちらも、関節周辺に痛みを感じる方が多く「腱炎・腱鞘炎」だと思っていても実は「捻挫」であったりまたその逆であることもあります。
カウンセリングや検査により痛みの原因を見極め適切な施術を行うことが大切です。

捻挫
原因
捻挫は、足や腕以外にも関節であればどの部位にでも発生する可能性があり、関節の可動範囲を超えての外力が加わることで、関節周辺の靭帯などが損傷した状態です。
症状
患部に痛みや腫れ、皮下出血がみられます。
靭帯が切れてしまうと、痛みが強くなって関節が不安定になってしまうこともあります。

腱炎・腱鞘炎
原因
手首や指の使いすぎ
腱炎・腱鞘炎は、手首や指を使いすぎることで起きるのがほとんどです。
現代ではパソコンやスマホ操作が大きな原因となっています。
更年期
更年期に入ると、エストロゲンと言う女性ホルモンの分泌が減ることから腱や腱鞘が腫れやすくなり、指や手首に痛みを感じるようになる方がいます。
初産腱炎・腱鞘炎(ドケルバン病)
初産の女性は家事や子供を抱っこする負担で腱炎・腱鞘炎になってしまうことがあります。
産後半年ほどは骨盤を開かせるホルモンが他の関節へも影響しているため、腱炎・腱鞘炎になりやすいです。
症状
指や手首に痛みや腫れといった症状が出ます。
手の甲が痛むドケルバン病や、指の腱や腱鞘が引っかかるばね指の症状もみられます。
捻挫・腱炎・腱鞘炎の対処方法
Selfcare
捻挫・腱炎・腱鞘炎の対処方法
Selfcare
ケガといえば、痛みが取れるまで固定や安静のイメージが強いかもしれません。
しかし、最近ではできるだけ早い段階から身体を動かしていく「PEACE&LOVE処置」の考えが主流になりつつあります。
どのような処置になるのか、詳細をこちらでご紹介します。

PEACE
Protection(保護)
受傷直後は、患部を保護して痛みがともなう動きや姿勢はできるだけ避けてください。
無理に動かすと骨の位置がずれてしまい、より状態を悪化させる可能性があります。
強い痛みや炎症が引くまでは、ギプスや包帯で固定しておくことが大切です。
Elevation(拳上)
患部を心臓よりも高い位置に挙げておきます。
重力を利用することで、血流の停滞を防止できます。
足を骨折した場合は、横になり台の上に足を乗せておきましょう。
Avoid anti-inflammatories(抗炎症薬を避ける)
炎症には、患部の血流を良くして、修復に必要な酸素や栄養を運ぶ役割があると言われています。
炎症を抑えると回復を遅らせる可能性があるため、抗炎症薬はできるだけ避けることが望ましいです。
Compression(圧迫)
包帯やバンテージなどを巻いて、患部を適度に圧迫します。
軽く締め付けることで、腫れの抑制を期待できます。
Education(教育)
医療機関や接骨院・整骨院などに頼りきるのではなく、自らもケアに取り組むことが重要です。
ケガの状態やリハビリ方法を積極的に学んで、適切な処置を継続しましょう。

LOVE
Load(負荷)
安静にしすぎると、筋力低下や血行不良を招いてしまいます。
専門家のアドバイスを受けながら、可能な範囲で身体を動かし、負荷をかけていきましょう。
Optimism(楽観思考)
ポジティブな思考はストレスを軽減し自律神経のバランスを整えることで、回復を促進すると考えられています。
悲観的にならず、できることに目を向けながらケガと向き合いましょう。
Vascularization(血流を増やす)
血流をうながし、患部の治癒力を高めていきましょう。
ウォーキングや水泳、ヨガなど負担の少ない有酸素運動から始めることがおすすめです
Exercise(運動)
できる範囲で、積極的に身体を動かしていきましょう。
筋力を向上させたり、身体の動き・バランス感覚を回復させたりすることで、競技や日常生活にスムーズに復帰しやすくなります。
施術法
treatment
施術法
treatment

パルモ整骨院の【捻挫・腱炎・腱鞘炎】アプローチ方法
当院では「捻挫」「腱炎・腱鞘炎」に対し、急性期であればまずは適切なRICE処置を行います。
その後、患者さんの症状にあわせてハイボルト療法や徒手療法、関節矯正などを施して患部の固定を行います。
※施術後1ヶ月~数ヶ月程度は痛みがなくなるまで定期的にご来院いただき、予後を観察させていただければと考えています。
捻挫は再発しやすいケガなので、完全に回復していない状態でのスポーツは中止していただくように、アドバイスをする場合もあります。
また、完治後も基礎筋力アップのためのトレーニングをおこない、捻挫を起こしにくい身体づくりを作ることが大切になります。
包帯やテーピングだけでは十分な固定ができない場合にはプライトンという特殊な固定具(お湯につけると柔らかくなり、冷やすとギプスのように硬くなる固定具)を使い、患部の固定を行う場合があります。
また、固定の影響や怪我の後遺症によって筋力が低下している場合はトレーニングを行い、関節の動きや痛みの回復を目指します。
当院では、自宅でのトレーニング方法もアドバイスを行います。
著者
AUTHOR
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氏名
満田 達大(みつだ たつひろ)
役職
院長
資格
2020年 柔道整復師免許取得
血液型
O型
趣味
バスケットボール、サイクリング
出身地
鹿児島県日置市
得意な施術
外傷、姿勢矯正、産後骨盤矯正、美容整体
座右の銘
全身全霊
施術家としての思い
患者さんが痛みや不調に悩まず、楽しい日々を送り全ての人が健康になれるような世界にしていきます!
施術へのこだわり
根本改善、痛みの原因追及、オーダーメイド施術
経歴
2020年 鹿児島第一医療リハビリ専門学校を卒業
2020年~2022年 阿佐ヶ谷中央整骨院で勤務
2022年 パルモ整骨院で勤務

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