💤 疲れが取れない・寝ても回復しない5つの原因【専門家が解説】
2025.11.25
「寝ても疲れが取れない」「朝起きても身体が重い」
こうした状態が続くと、ただの寝不足ではなく 身体の回復力そのものが落ちているサイン かもしれません。
ここでは、疲れが蓄積し続ける代表的な5つの原因を、身体の仕組みに基づいて詳しく解説します。
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【原因①】自律神経のバランスが乱れている
自律神経は、身体のオン(交感神経)/オフ(副交感神経)を切り替える役割を持っています。
しかし
• ストレス
• 仕事の緊張
• 休む時間の少なさ
• 寝る直前までスマホ
などで交感神経が優位なまま夜を迎えると、睡眠中でも十分にリラックスできません。
▶起こる症状
• 眠りが浅い
• 夜中に何度も起きる
• 朝スッキリしない
• 頭が重い、だるい
▶改善のポイント
• 寝る1時間前にスマホを控える
• 湯船に10〜15分浸かる
• 呼吸をゆっくり(吸う2秒/吐く6秒)
• 寝室の照明を暖色にする
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【原因②】筋肉の緊張が取れず血流が悪い
肩や首、腰まわりの筋肉が固まると
血流が低下 → 老廃物が流れない → 疲労感が残る
という悪循環が起こります。
特にデスクワークやスマホ姿勢の方は、長時間の同じ姿勢で筋肉が拘縮しやすいです。
▶起こる症状
• 肩・首こりが慢性化
• 頭痛が出る
• 倦怠感が取れない
• 全身が重い
▶改善のポイント
• 1時間に1回は立つ
• 肩甲骨を回すストレッチ
• 30秒の深呼吸で筋肉の緊張をリセット
• 寝る前に温める(首・腰まわり)
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【原因③】睡眠の質が低下している
「寝てる時間」ではなく、
どれだけ深く眠れているか(ノンレム睡眠)が重要 です。
しかし
• 就寝時間がバラバラ
• 夕方以降のカフェイン
• 寝る前のスマホ
これらは睡眠の質を確実に低下させます。
▶起こる症状
• 寝ても疲れが残る
• 夢をよく見る(浅い睡眠の証拠)
• 朝起きても脳が重い
• 午後に強い眠気が来る
▶改善のポイント
• 寝る90分前にお風呂
• カフェインは昼14時まで
• 寝る前の強い光を避ける
• “寝だめ”をしない(体内時計が狂う)
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【原因④】内臓疲労(特に肝臓・腸)の負担が大きい
実は「疲れ」は筋肉だけでなく 内臓の疲れ でも強く感じます。
食べすぎ・飲みすぎ・偏った食事を続けると
肝臓や腸に負担がかかり、回復力が低下します。
▶起こる症状
• 朝からだるい
• 肌荒れ
• 食後すぐ眠くなる
• 背中の張り(特に右側)
▶改善のポイント
• 寝る3時間前までに夕食
• アルコールを減らす
• 胃腸に優しい食事(和食・発酵食品)
• 水分をこまめに摂る
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【原因⑤】慢性的なストレス・メンタル負荷
ストレスは想像以上に身体を疲れさせます。
メンタルの緊張は 交感神経を持続的に刺激 するため、身体が休めなくなります。
▶起こる症状
• ため息が増える
• 集中力の低下
• 寝つきが悪い
• 朝起きるのが辛い
▶改善のポイント
• 1日10分の散歩
• 呼吸法や瞑想
• 作業の合間に“意図的な休憩”
• SNS・情報の見すぎを避ける
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🌿 まとめ
疲れが取れない根本原因は
自律神経・筋肉・睡眠・内臓・ストレス
この5つのどれかが必ず関わっています。
毎日の生活で少しずつ改善すると、
「朝スッキリ起きられる」「夕方でも疲れにくい」
という感覚が戻ってきます。
毎日の習慣から少しずつ変えていって絶好調なカラダを手に入れましょう!!